ベトナムを旅行するときの服装は、どうすればよいかご存知ですか?ベトナムは東南アジアにあり1年中暑いように思えますが、じつはエリアや季節によって適切な服装は異なります。
そこで今回は、ベトナム旅行の際の服装について解説します!記事をチェックして、快適なベトナム旅行にしてくださいね。
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ベトナム旅行での服装は気候に合わせよう
ベトナム旅行をするときの服装は、気候に合わせましょう。ベトナムは東南アジアの国なので「1年を通して暑い」というイメージがありますが、じつはエリアによっては秋や冬が訪れます。
例えば、北部のハノイには四季があり、ビーチリゾートとして有名なダナンも寒い時期があります。また、雨季や乾季もあるため、時期によってはレインコートや傘などが必要になることも。旅行先と時期に合わせて、適切な服装を選んでくださいね。
【エリア&季節別】ベトナム旅行でベストな服装をご紹介
それでは、ベトナムを旅行する際の服装について解説します。エリアと時期ごとに分けて紹介するので、チェックしてみてください。
ハノイ旅行でのベストな服装
まずは、ハノイ旅行での服装です。ハノイは四季があるので、それぞれの季節に合った服装を選びましょう。
3〜4月:日本の春服でOK
3〜4月にハノイを旅行する場合、日本の春服がおすすめです。ただ、日本とは異なり初夏のような暑さになるときもあるので、気温に合わせて調整できる服装がよいでしょう。
例えば、半袖のインナー+上着など、気軽に脱ぎ着できるスタイルだと便利です。靴はサンダルだと寒い可能性があるので、スニーカーなどが好ましいといえますよ。
【例:女性の場合】
半袖のTシャツ、薄手のカーディガン、ロングパンツ、スニーカー
【例:男性の場合】
半袖のTシャツ、薄手のパーカー、ロング丈のパンツ、スニーカー
5〜10月:夏服で、暑さ対策も忘れずに
5〜10月のハノイ旅行の場合は、夏服を持っていきましょう。日焼け止めやサングラス、帽子など、暑さ対策も忘れないようにしてください。
また、この時期のハノイは雨季になるため、湿度が高くジメジメすることもあります。通気性のよい服やサンダルなどを着用するのがおすすめです。
【例:女性の場合】
半袖のTシャツ、ショートパンツ、サンダル、ハット
【例:男性の場合】
半袖シャツ、ハーフパンツ、サンダル、キャップ
11月:長袖や上着を持っていこう
11月のハノイは、日本の秋のような気候になります。10月下旬〜11月初旬はそこまで気温は下がりませんが、11月中旬〜下旬になると冷え込むことも。
11月の初旬は長袖の服、下旬ならジャケットや羽織ものを追加するなど、寒さ対策をしておきましょう。また、サンダルは避けたほうが無難です。
【例:女性の場合】
長袖のTシャツ、カーディガン、ロングパンツ、スニーカー
【例:男性の場合】
長袖シャツ、ジャケット、ロング丈のパンツ、スニーカー
12〜2月:日本での秋服がおすすめ
12〜2月にハノイへ行くなら、日本の秋服がおすすめです。長袖の服+アウターなどを持っていきましょう。
例として、「長袖のTシャツ+薄手のコート」など、脱ぎ着しやすい服装が便利です。ちなみに、日本ほど寒くはならないので、厚手のコートやマフラーなどはなくても問題ありません。
【例:女性の場合】
長袖のTシャツ、薄手のコート、ロングパンツ、スニーカー
【例:男性の場合】
長袖のTシャツ、ライトダウン、ロング丈のパンツ、スニーカー
ダナン旅行でのベストな服装
続いて、ダナンを旅行する際の服装です。ダナンは、雨季と乾季の2シーズンに分かれます。
3〜8月(乾季):夏服でOKだが、上着も持参しよう
3〜8月のダナンは乾季にあたり、基本的には夏服で過ごせます。特に、5月あたりからは猛暑日になるときがあるので、日焼けや熱中症などの対策もしておきましょう。また、汗をかいて何度か着替えることを想定し、服を多めに持っていくと安心です。
ただ、基本的には毎日暑いものの、上着を持参することをおすすめします。理由は、朝晩は肌寒さを感じたり、カフェやレストランなどはクーラーがかなり効いていたりするケースがあるためです。
【例:女性の場合】
半袖のTシャツ、ショートパンツ、サンダル、サングラス
【例:男性の場合】
半袖のTシャツ、ハーフパンツ、サンダル、サングラス
9〜2月(雨季):前半なら夏服、後半は上着必須
9〜2月のダナンは雨季にあたり、前半と後半でベストな服装が異なります。11月頃までは寒くはならないので、夏服と羽織ものを持っていくのがおすすめです。
一方、12月になると気温は下がります。ハノイの冬ほどの防寒対策は必要ないものの、長袖のTシャツや羽織ものなどは持参するようにしてください。
【例:女性の場合】
半袖のTシャツ、薄手のカーディガン、クロップドパンツ、スニーカー
【例:男性の場合】
半袖のTシャツ、薄手のジャケット、ロング丈のパンツ、スニーカー
なお、9〜11月頃は台風がダナンに上陸する可能性が高まります。観光もビーチも楽しめないうえに場所によっては水没する恐れもあるので、台風の時期はダナン旅行は避けたほうが無難です。
ホーチミン旅行でのベストな服装
ホーチミンは1年を通して暑いので、基本的にはシーズンを問わず夏服でOKです。帽子やサングラス、日焼け止めも持参するようにしてください。
ただし、商業施設やカフェ、レストランなどは、クーラーが効いていて寒い場合があります。軽く羽織れる上着が1枚あると心強いですよ。
【例:女性の場合】
ワンピース、サンダル、ハット
【例:男性の場合】
半袖のシャツ、ハーフパンツ、サンダル
エリアや時期を問わず上着はマスト
ベトナム旅行をする際は、エリアや時期に関係なく上着や羽織ものを持っていきましょう。外は暑くてもカフェやレストラン、デパート内などはクーラーが効きすぎていることが多いので、寒くて風邪をひく可能性があります。
また、「ベトジェットエア」のようなLCCでベトナムへ行く場合などは、機内が寒いケースもあるでしょう。上着は預け荷物ではなく、バッグの中などいつでも取り出せるようにしておくと安心です。
プールやビーチへ行くなら水着は忘れずに
ダナンやニャチャンなどのビーチリゾートやホテルのプールなどへ行く予定の人は、水着を日本から持参するのがおすすめです。現地でも買えなくはないものの、お気に入りのデザインがなかったり、すぐに使えなくなりそうなクオリティであったり……などは十分あり得ます。
ただ、日本では手に入らないようなデザインの水着がある可能性もあるので、あえて現地で購入するのもアリです。「念のため日本から水着を持参して、現地でショッピングに行ったときに水着もチェックしてみる」のような感覚でいくとよいでしょう。
バーや高級レストランに行くならドレスコードを要チェック
ベトナム旅行中にバーや高級レストランなどに行くなら、事前にドレスコードをチェックしておきましょう。ハーフパンツやサンダルなどでは入店できない場合があります。
ドレスコードについては店舗の公式サイトや公式SNSなどに記載されている場合が多いので、目を通しておくと安心です。
ベトナム旅行用の服を買うのにおすすめのショップ
ここからは、ベトナム旅行用の服を買うのにおすすめのショップを4つご紹介します。これから服を購入予定の人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ユニクロ (UNIQLO):お手頃価格でクオリティが高い
出費を抑えつつ帰国後も着続けられる服を探しているなら、「ユニクロ」がおすすめです。比較的お手頃な価格で、しっかりした作りの服が手に入ります。
また、サングラスやシューズなども展開しているため、服以外のアイテムもまとめて用意可能です。デザインはシンプルなものが多いので、現地でハデな柄のアイテムを購入してもコーディネートしやすいですよ。
SHEIN (シーイン):安くてデザインが豊富
「SHEIN」なら、デザインのバリエーションが豊富なファッションアイテムを低価格で購入できます。旅行先でもファッションにこだわりたい人におすすめです。
また、もし旅先で服が汚れたり傷んだりしてしまっても、「安かったから」と割り切れるかもしれません。普段日本で着ている服を旅行先でも着るのは不安なら、検討してみてはいかがでしょうか。
ECサイト:種類豊富で買い物が簡単
「Amazon」や「楽天」のようなECサイトなら、種類豊富なアイテムのなかからお気に入りを選べます。色やサイズなど、条件を絞って検索できるのも便利です。
また、ネットで完結するので、わざわざ買い物に行く必要がないところもうれしいですね!タイミングによってはお得なセールも実施しているので、ぜひチェックしてみてください。
現地のショップ:掘り出し物が手に入るかも?
現地のショップで服を購入するのも方法の1つです。市場などに行くと日本では手に入らないような服を低価格で購入できることがあるので、ぜひ探してみてください。
また、現地の「ユニクロ」「H&M」「ZARA」などでも服は買えます。もしかしたら、日本の店舗にはないアイテムが置いてあるかもしれませんよ。
エリアと季節に合った服装で、快適なベトナム旅行を
ベトナム旅行をするときの服装は、エリアと時期に合わせて選びましょう。現地でも調達はできますが、気に入ったデザインがなかったりショッピングに時間がかかったりしてしまうので、旅行前に準備しておくことをおすすめします。
また、暑い時期に旅行をする場合でも、クーラー対策で上着があると安心です。服をしっかり準備して、快適なベトナム旅行にしてくださいね。