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【ベトナム】ニパウイルスの現状は?アジア各国は対策を強化中

【ベトナム】ニパウイルスの現状は?アジア各国は対策を強化中

インドの西ベンガル州で、「ニパウイルス(Nipah virus)」の流行が確認された。アジア各国は、感染拡大防止のため対策を強化しているという。

ニパウイルスとは?

ニパウイルスは、豚やフルーツコウモリなどから人間に感染する可能性のあるウイルス。汚染された食物を介して感染するケースもあるそう。

潜伏期間は、4日〜14日。初期症状は、発熱や頭痛、筋肉痛、喉の痛みなどが挙げられるという。また、場合によっては意識障害や肺炎、脳炎などを引き起こすこともあるらしい。

致死率は、40%〜75%と非常に高いとのこと。承認されたワクチンや治療薬は存在しないため、感染拡大防止が重要になるだろう。

ニパウイルスの現状は?

ニパウイルスへの感染が確認されたのは、西ベンガル州の5人(2026年1月27日現在)。5人と接触した約110人は、隔離されているそう。

「BBC」によると、ニパウイルスに感染した2人の看護師は集中治療室で治療を受けているとのこと。また、1人は極めて重篤な状態だという。

ニパウイルスの感染拡大状況と各国の対策

ニパウイルスへの感染は、インド以外では報告されていないそう。しかし、各国は検疫を強化しているという。

タイは、バンコクやプーケットの空港でスクリーニングを強化しているとのこと。また、ネパールはカトマンズ空港や国境検問所での検疫を徹底的に行っているらしい。

台湾では、ニパウイルスを「5類感染症」に指定するという提案がされたそう。「5類感染症」に該当するのは「重大な公衆衛生リスクを伴う新興感染症」であり、過去には新型コロナウイルス感染症も「5類感染症」に分類されたとのことだ。

【ベトナム】ニパウイルスの現状と対策

ベトナムでは、現在のところニパウイルスへの感染は確認されていない。しかし、感染拡大に対する警戒を強めており、空港や国境検問所での検疫を強化するそう。

また、「ベトナム保健省」は、感染リスクのある国や地域への渡航自粛や帰国後の経過観察、コウモリや野生動物との接触制限などを呼びかけているとのこと。加えて、万が一感染が報告された際に迅速に対応できる体制を整えているらしい。

ニパウイルス感染症は過去にも発生している

ニパウイルス感染症は、過去にも発生している。最初に発生が確認されたのは、1998年のマレーシア。その後、シンガポールに広がったらしい。

【過去のニパウイルス発生状況】

  • 1998年:マレーシア、その後シンガポール
  • 2001年以降:バングラデシュ
  • 2001年と2007年:インド・西ベンガル州
  • 2018年:インド南部・ケララ州

バングラデシュはニパウイルスの被害を最も受けており、100人以上が亡くなっているとのこと。また、西ベンガル州では、過去にも感染が確認されているようだ。

2019年に発生した新型コロナウイルスは瞬く間に世界中に広がり、パンデミックとなった。ニパウイルスは新型コロナウイルスとは異なるが、同じ大惨事を繰り返さないためにも、初動が重要になりそうだ──。

Reference: Nipah virus outbreak in India triggers Asia airport screenings

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