
ベトナムの人気観光スポットとして知られる「ハザンループ(Ha Giang loop)」。そこで、外国人観光客が亡くなる事故が発生した。
「ハザンループ」で外国人観光客が死亡。懸念される安全性
「ハザンループ」とは、ベトナム北部の山岳地帯に位置する曲がりくねったルート。バイクを走らせながら広大な景色を楽しめる場所で、主に欧米からの観光客に人気のスポットとされている。
そんな「ハザンループ」で、ツーリングをしていた10代のイギリス人女性が亡くなる事故が発生。バイクの後部座席に乗って走行していたところ転倒し、対向車線のトラックに衝突したという。
女性はハノイの病院に緊急搬送されたが、帰らぬ人となったとのこと。今回の事故を受け、「ハザンループ」の安全性に対する懸念が高まっているようだ。
「ハザンループ」のツーリングはなぜ人気?
「ハザンループ」のバイクツーリングが多くの観光客を魅了する理由は、スリルを味わえるからだろう。グネグネと曲がる道をバイクで疾走するのは、刺激的なはずだ。
また、生い茂る木々や棚田など、ベトナムの自然を満喫できるのも魅力の1つ。加えて、SNSでバズを狙えるのも人気の理由として挙げられるかもしれない。
ちなみに、「ハザンループ」の全長は350キロメートル以上あり、走破するには3〜4日かかるとされている。旅行者はガイドが運転するバイクの後部座席に乗る必要があり、自分で運転する場合は有効な二輪免許が求められる。
そんな「ハザンループ」の危険性を指摘する声は、以前から上がっていたという。道路状況の悪さや天候予測の難しさ、落石、放し飼いにされた動物などを理由に「ハザンループ」の安全性を懸念する人は少なくないそう。
実際、「ハザンループ」での事故発生は今回が初めてではない。山道から100メートル下に転落したり、トラックと正面衝突したりして亡くなった観光客が過去にいたようだ。
「ハザンループ」のツアーを提供している企業は、「安全を第一に考えなければいけない」と述べている。悲惨な事故が二度と起こらぬよう、安全対策の強化が必要だろう。
Reference: Concerns raised about motorbike tourist trail after death of British teenager in Vietnam