
ベトナム航空(Vietnam Airlines)が、ホーチミン(SGN)とコペンハーゲン(CPH)を結ぶ直行便を2025年12月15日に運航開始すると発表。同便は両国を結ぶ初のノンストップ航路であり、ベトナムで暮らす人たちにとって北欧がより身近な存在になるだろう。
ホーチミン-コペンハーゲン路線は週3便を予定
ベトナム航空によると、ホーチミン-コペンハーゲン路線は週3便の運行を予定しているとのこと。詳しいスケジュールは、以下の通り。
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ホーチミン発(22:45):月・水・金
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コペンハーゲン発(10:50):火・木・土
飛行時間は、13~14時間ほどになるとのこと。機体はBoeing787‑9 ドリームライナーが使われるんだそう。
北欧への直行便就航がベトナムにもたらすこととは?
コペンハーゲンへの直行便就航により、スウェーデンやノルウェー、フィンランドといった北欧諸国へのアクセスが容易になるそう。ベトナム航空とスカンジナビア航空(SAS)はともにスカイチームのメンバーであるため、連携することでベトナムと北欧諸国の結び付きを強化するという。
また、約7万人のベトナム人がデンマークで暮らしているそう。直行便が就航することで、家族や親族を訪問しやすくなるだろう。
早期予約で、コペンハーゲン旅行がお得に!
ベトナム航空はホーチミン-コペンハーゲン線の就航を記念し、往復運賃20,999,000ベトナムドン(約11万6,000円 / 税・手数料込み)からとする早期予約プロモーションを展開。
また、ロータスマイル会員にはうれしい特典があるとのこと。例えば、ビジネスクラス利用者にはゴールドカードへのアップグレードがあり、エコノミークラス利用者にはボーナスマイルとして1,500または3,000マイルがプレゼントされるという。
ベトナム航空の欧州路線拡大に、今後も期待
ベトナム航空は、フランクフルト、ミュンヘン、ロンドン、パリ、モスクワ、ミラノに就航している(2025年7月現在)。今回のコペンハーゲン線誕生により、欧州への直行便は計7路線となる。
「Reach Further(その先へ、ふれよう。)」というスローガンを掲げている、ベトナム航空。その言葉通り、今後も欧州路線の更なる拡大が期待できそうだ。