
世界有数のビーチリゾートとして多くの観光客を魅了してきた、インドネシアのバリ島。
しかし、「ベトナム最後の楽園」とも呼ばれるフーコック島が、バリ島以上に注目を集めているようだ。
フーコック島、「アジアで最も美しい島ランキング」で1位に!
アメリカの旅行誌『Condé Nast Traveler(コンデナスト・トラベラー)』が実施した「Readers’ Choice Awards」よると、「アジアで最も美しい島ランキング」でベトナムのフーコック島が1位に輝いたとのこと。バリ島は、王者の座を譲る結果となった。
ランキングの詳細は、以下の通りだという。
- フーコック島(ベトナム)
- ランカウイ島(マレーシア)
- サムイ島(タイ)
- ボラカイ島(フィリピン)
- パラワン島(フィリピン)
- バリ島(インドネシア)
なお、今回のランキングは75万人以上の投票により決まったそう。「Readers’ Choice Awards」は旅行業界で最も歴史のあるアワードの1つとされているため、信頼できる結果だといえるだろう。
バリ島が1位の座を失った理由は……?
バリ島がフーコック島に王者の座を譲った理由は、オーバーツーリズムや環境汚染とのこと。「バリ島は過大評価されている観光地だ」と感じる旅行者は少なくないとか。
この問題に対し、現地当局は新たなガイドラインを導入したそう。バリ島のイメージを改善するため、ごみのポイ捨てや湖・河川への廃棄物投棄などを厳格に取り締まることにしたという。
ちなみに、1位の座は失ったが、バリ島の人気は決して低くはないらしい。2025年1月〜7月にバリ島を訪れた外国人観光客は400万人以上で、これは前年同期よりも多いようだ。
追う立場となったバリ島が本気を出した結果、これまで以上に魅力あふれる観光地として生まれ変わるかもしれない。
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