ベトナム料理といえば、麺料理「フォー」やサンドイッチの「バインミー」などが有名です。最近は日本でもベトナム料理屋が増えてきたので、手軽にベトナム料理を楽しめるようになりました。しかし、ベトナムには日本ではまだあまり知られていない料理がたくさんあります。
今回は、ダナン・ホイアン・フエなど、ベトナム中部で食べられるおすすめ料理を7つご紹介します。日本ではなかなか出会えないものもあるので、ベトナム中部へ行かれる方はぜひチェックしてみてくださいね。
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ベトナム中部でおすすめの料理7選
それでは、ベトナム中部で食べられるおすすめの料理を7つご紹介します。どれも日本ではなかなか味わえないものばかりなので、ぜひ現地でチャレンジしてみてくださいね。
ミークアン (Mi Quang)
ミークアンは、幅の広い麺を使った中部料理。きしめんのような感覚で食べられるのが特徴で、汁は少なめです。
具は鶏肉・豚肉・エビなどが一般的。お好みでナッツや香草などをトッピングするのもおすすめですよ。
カオラウ (Cao Lau)
カオラウは、ノスタルジックな街並みで有名な「ホイアン」の名物料理です。伊勢うどんがルーツともいわれていて、実際にうどんのような食べ応えがあります。
豚肉や野菜などが入っていて、やや甘みのある味付けですよ。ミークアンと比べると汁が多いのもポイントです。
ブンボーフエ (Bun Bo Hue)
ブンボーフエは、牛肉を使ったフエの麺料理です。ピリ辛のスープが魅力で、ついクセになるおいしさですよ。
そのままでもおいしいですが、野菜をトッピングすると少しあっさりとした味を楽しめます。お好みで魚醤(ヌックマム)を加えるのもおすすめです。
コムガー (Com Ga)
コムガーは、ご飯に鶏肉を乗せた中部料理です。鶏飯やカオマンガイに近いといえるかもしれません。
お好みでタマネギや野菜などをトッピングすると、少し違った味わいを楽しめます。ベトナムで米料理が恋しくなったら、ぜひ食べてみてください。
バインベオ (Banh Beo)
バインベオは、ベトナムの古都・フエの宮廷料理のひとつ。小さな皿には米粉とタピオカ粉でできたモチモチの生地が入っていて、甘味のあるピーナッツのタレがかかっています。
小皿がトレーにたくさん乗って出てくるので、見た目が美しいのもポイントです。そのまま食べるのはもちろん、ヌックマムというベトナムの魚醤をつけるとアクセントのきいた味になりますよ。
ラウボー (Lau Bo)
ラウボーは、ベトナムの鍋料理です。牛肉や野菜、豆腐などが入っていて、日本の鍋のような感覚で食べられるでしょう。
トッピングの種類が多いのがポイントで、迷ったら麺を入れてみてください。高現地のダラットなど、気温が低いところで食べるとよりおいしく感じられますよ。
バインカン (Banh Can)
バインカンは、たこ焼きのようなベトナム料理。焼いた米生地に、エビなどをトッピングして食べます。
そのままでも食べられますが、タレをつけるとよりおいしくなりますよ。バインカン(Banh Canh)という名前が似た麺料理もあるので、間違えないように気をつけてくださいね。
ベトナム中部は魅力的なグルメがいっぱい
ダナン・ホイアン・フエなど、ベトナム中部はおいしい料理がたくさんあります。また、ビーチや世界遺産など観光スポットが充実しているのもポイントです。おいしいベトナム料理で元気をつけて、観光も楽しんでくださいね。