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ベトナムの民族衣装「アオザイ」とは?特徴を知ってベトナム旅行を楽しもう


ベトナムの民族衣装として知られる「アオザイ」。伝統的かつ清楚な見た目で、見る人をとりこにしてしまいます。ベトナムへ行ったことがない人でも、写真やインターネットなどで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

今回は、ベトナムの民族衣装「アオザイ」の特徴をご紹介します。アオザイについて少しでも知っておくと、よりベトナム旅行を楽しめますよ。

アオザイとは

ベトナムの民族衣装「アオザイ」は、「Ao dai」と書きます。「Ao」は上衣や上着・「dai」は長いという意味で、「長い上衣」を表します。

アオザイは女性用というイメージがありますが、男性用のアオザイも存在しています。結婚式や伝統芸能の際などは男性もアオザイを着る場合があるので、現地でチャンスがあれば見てみてください。

アオザイの歴史と特徴

アオザイは初めから現在のスタイルで誕生したわけではなく、時代の変遷とともに少しずつデザインが変化しました。そこで、アオザイの歴史を時代ごとに簡単にご紹介します。

約4000年前(紀元前約2000年)〜13世紀

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今から約4000年前には、アオザイの原型が誕生していたとされています。実際に、青銅器を使っていたとされる紀元前4〜紀元前1世紀頃のドンソン文化では、既にアオザイのような服装があったようです。ドンソン文化の頃は、まだ中国の影響を受けてはいません。そのため、アオザイはチャイナドレスを真似て作られたという通説は必ずしも正しいとはいえないでしょう。

11〜13世紀には、ベトナム北部に「李朝」という王朝がありました。この時代は文化が中国化したこともあり、アオザイはどこか中国らしさが感じられるデザインに変わっています。

13〜16世紀

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13世紀の陳朝(チャンちょう)から16世紀の黎朝の時代は、11〜13世紀に引き続き中国らしい印象のアオザイが使われていました。ただ、11〜13世紀のものと比べると、少しデザイン面にこだわりが感じられます。

17〜18世紀

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17〜18世紀になると、アオザイのデザインはさらに変化を遂げます。アオザイの専門家によると、この頃のアオザイは女性が作業をしやすいように、フロント側のスカートを別に縫い合わせているようです。元々は4枚の生地を縫い合わせていたため、大きな変化といえるでしょう。

18〜19世紀

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この時代は、グエン朝が誕生しました。1744年に即位したグエン・フック・コアットは現在のアオザイの原型を作り、アオザイを正式な民族衣装にしたとされています。男性・女性ごとのアオザイの形が決められたのも、この頃です。

20世紀

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20世紀からは、アオザイが今日のスタイルに大きく近づきます。1930年代になるとフランス統治による影響を受け、女性の体のラインが際立つようなデザインへと変わりました。

1937年には、グエン・カット・トゥーンが「ルミュール」というアオザイのデザインを発表。そして、現在のアオザイにも見られる両脇に深いスリットが入った「ラグラン・アオザイ(ラグラン・スリーブ)」が誕生します。

20世紀〜現在

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ラグラン・アオザイ誕生後は、さまざまなデザインが考案されました。「マダム・ニュー」スタイルと呼ばれる襟元が開いたタイプ・ヒッピーの影響を受けたスタイルなど、さまざまなアオザイが誕生します。

1995年の民族衣装コレクションでは、アオザイが最も美しい民族衣装に選ばれました。また、ベトナム航空では客室乗務員がアオザイを制服として着用しています。アオザイは長い歴史のなかでスタイルを変え、現在では世界的に知られようになりました。

ベトナムでアオザイを見るには

アオザイのことを知ると、実物を見てみたくなりますよね。そこで、アオザイが実際に見られるところをご紹介します。

アオザイ博物館

https://www.facebook.com/baotangaodaivietnam/

ホーチミンの9区には、アオザイ博物館があります。アオザイを着用したガイドの方の案内のもと、これまで作られてきたアオザイの鑑賞が可能です。

    • 住所:206/19, 30 Long Thuan, Long Phuoc, Quan 9, Thanh pho Ho Chi Minh
    • 営業時間:8:30〜17:30
    • 入場料:10万ドン(約500円)
    • アクセス:ホーチミン中心地からタクシーで約40分 / バスで約70分

街中

街歩きをしていると、学生などアオザイを着ている現地の人を見かけることがあります。学生は白一色のアオザイが多く、清楚で若々しい印象を受けますよ。現地の人の服装に注目しながら、ぜひ街歩きを楽しんでみてください。

ベトナムでアオザイを着るには

実際にアオザイを着てみたいと思う人も多いかと思います。そこで、実際にアオザイを着る方法をご紹介します。

レンタルする

ベトナムには、アオザイをレンタルして着られる場所があります。アオザイ姿で写真を撮ってもらえたり、アオザイのまま街歩きができたりするので、きっとベトナム旅行の思い出になりますよ。

ハノイ・ホーチミン・ホイアン・フエなどはベトナムらしさが感じられるスポットがたくさんあるので、アオザイを着るとベトナム気分がより一層アップします。アオザイは女性用はもちろん男性用もあるので、カップルやご夫婦で楽しんでください。

現地で買う

https://www.facebook.com/rosemaryclothingsg/

ベトナムには、アオザイを販売しているお店が多くあります。既製品はもちろん、オーダーメイドで作ってもらうことも可能です。日本語や英語が通じるショップもあるので、ぜひ思い出の一着を作ってみてください。

また、アオザイショップのなかには、おしゃれなブティックのようなところもあります。アオザイや生地を見るだけでも楽しいので、立ち寄ってみてくださいね。ただし、むやみに商品を触ると買い取らなければいけない場合があります。買う気がない場合は、品物に触らないよう気をつけましょう。

インターネットで買う

アオザイはECサイトでも購入ができます。お手頃な価格のものやおしゃれなデザインのものなど種類豊富なので、アオザイが欲しいけれどベトナムへなかなか行けない方はチェックしてみてください。

ベトナムでアオザイを着てみよう!

ベトナムでは、アオザイを着て写真を撮ったり街歩きをしたりしてみてください。きっとベトナム気分を味わえますよ。また、アオザイの知識や歴史を知ると、より深くアオザイを楽しめます。ホーチミンへ行かれる場合は、アオザイ博物館にも立ち寄ってみてくださいね。

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