ベトナムには、首都ハノイやビーチリゾートのダナン、カフェ天国のホーチミンなど、魅力的な観光スポットがたくさんあります。そんなベトナムで仕事をしながら過ごせたら、毎日が充実するでしょう。
そこで今回は、ベトナムが海外ノマドにおすすめの理由と、ノマドライフを送る上での注意点や必需品などをご紹介!実際にベトナムでノマド生活を送っている筆者が解説するので、ベトナムノマドを検討している人はぜひチェックしてみてください。
Contents
ベトナムがノマドにおすすめの理由3選
それでは早速、ベトナムがノマドにおすすめの理由を解説します。
物価が安い
ベトナムがノマドにおすすめの理由の1つが、物価の安さです。日本と比べてカフェ代や宿泊費、食費などが安いので、出費を抑えつつ余裕のある生活を送りやすいといえます。
以下に金額の一例を紹介するので、ベトナムでノマド生活を検討している人はぜひチェックしてみてください。
- コーヒー:約300円
- 飲料水:約40円
- ビール:約150円
- ローカルレストラン:約300円
- 観光客向けレストラン:約1,000円
- 宿泊費(ドミトリー):1泊500円ほど
- 宿泊費(格安ホテル個室):1泊2,000円ほど
- SIMカード:約600円(1ヶ月)
※2023年6月現在
1ヶ月あたりの出費は、ドミトリーに泊まると5〜6万円、個室のホテルに泊まっても10万円ほどです。観光費や交際費、ランドリー代などを加えたとしても、なかなか余裕のある生活ができるでしょう。
早朝から夜遅くまで開いているカフェが多い
カフェの営業時間が長いのも、ベトナムノマドがおすすめの理由です。7〜22時のように早朝から夜遅くまでオープンしているカフェが多いので、営業時間に左右されずにカフェで仕事や作業ができます。
また、ほとんどのカフェにWi-Fiがあるのも魅力的です。テザリングをしたり、ポケットWi-Fiをレンタルしたりする必要がないのはうれしいですね!
魅力的な観光スポットが豊富
ベトナムには魅力的な観光スポットがたくさんあるため、仕事をしながら旅行も満喫できます。ハノイの旧市街やハロン湾、ダナンのビーチ、ノスタルジックな街・ホイアン、ホーチミンでカフェ巡り……など、どのエリアを選んでも楽しめますよ。
また、ビーチリゾートに滞在して、海を見ながら仕事をするのもおすすめです。気分が上がって、生産性も上がるかもしれません。
ベトナムノマドの注意点
ベトナムはノマド先としておすすめですが、注意点もあります。渡航前に、以下をチェックしておきましょう。
ビザなしだと滞在可能期間は最長15日
日本のパスポート保持者はビザなしでベトナムに入国できますが、滞在できる期間は最長15日です。16日以上の滞在を希望する人は、事前にEビザを取得しておきましょう。
Eビザがあれば、最長で30日間ベトナムに滞在できます。Eビザの申請方法はこちらで解説しているので、ベトナムに16日以上滞在する予定の人はあわせて確認してくださいね。
衛生面に気を配る必要がある
ベトナムで生活する際は、衛生面に注意してください。ベトナムだけではなく東南アジア全般に言えることですが、清潔さは日本と比べるとかなり劣ります。
ホテルやアパートに戻ったら必ず手を洗う、外出時はマスクをする、ウェットティッシュを持参するなどを心がければ、現地で体調を崩すリスクを軽減できますよ。
ケガや事故には要注意
ベトナムでノマドをする際は、ケガや事故に遭わないよう気をつけましょう。特にホーチミンやハノイなどの都市部はバイクの交通量が多く、ぶつかってケガをしてしまう恐れがあります。
また、信号や横断歩道のない道を渡る必要があったり、バイクが歩道を走っていたりすることも。外を歩く際はなるべく歩きスマホはせず、イヤホンやヘッドホンもしないほうが無難です。
ちなみに、ベトナムで道路を渡る方法についてはこちらで詳しく解説しています。
ベトナムノマドの必需品
ここからは、ベトナムでノマドをする際の必需品を3つご紹介!パスポートやスマートフォンなど当たり前のアイテムは割愛して、意外と見落としがちだけれど欠かせないものを紹介します。
海外旅行保険
海外旅行保険は、ベトナムでノマドをする際に欠かせません。短期旅行ならまだしも、1ヶ月近く滞在するとなると体調を崩したりケガをしたりするケースは十分にあり得ます。
ベトナムは日本と比べて物価は安いものの、病院に行くと診察と点滴だけで5〜10万円ほどかかってしまうことも。万が一に備えて、海外旅行保険に加入しておくのがおすすめです。
なお、海外旅行保険がついたクレジットカードを持っておくと、保険加入の手間と費用をカットできます。
おすすめは「エポスカード」で、入会金と年会費は無料です。加えて、保険は自動付帯なので、カードを持っているだけで海外旅行保険は適用されます。
発行手続きはオンラインで完結するので、万が一ベトナムで病院に行くことになったときの備えとして1枚持っておくのがおすすめです。
※2023年10月1日より利用付帯に変更
入会金・年会費は永年無料!
SIMカード
SIMカードも、ベトナムでノマドをする際の必需品です。ホテルやカフェなどにWi-Fiはありますが、移動中や街歩き中などに仕事の連絡が来ると対応できません。
また、SIMカードがあれば、Wi-Fiがない場所でもテザリングを利用してパソコンをネットに接続できます。
ノマドワークをする以上、常に連絡を取れる状態でいることは大切なので、SIMカードは忘れずに入手するようにしてくださいね。
なお、SIMカードはベトナムの空港や市内のショップなどで購入可能です。日本で事前に準備しておきたい場合は、以下をチェックしてみてください!
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ベトナムでおすすめのSIMカード3選!【日本で購入可能】
日本の薬
薬は日本のものを持参するのがおすすめです。ベトナムで売られている薬は日本よりも強力な場合があり、適切な効果を得られないこともあり得ます。
また、体調を崩した状態で薬局に行き英語やベトナム語で薬を購入するのは、かなりの労力がかかるでしょう。普段から服用している薬を持っていくようにしてくださいね。
ベトナムノマドでおすすめの滞在先
ベトナムノマドの注意点や必需品が分かったところで、おすすめの滞在先をご紹介します。自分のニーズに合った場所を選びましょう!
外出が多いなら安いホテルやゲストハウス
仕事場はカフェで観光もするなど外出が多い人には、格安ホテルやゲストハウスなどがおすすめです。「ホテルは寝るだけの場所」と捉えて宿泊費を抑えれば、その分をカフェ代や観光費に充てられます。
ただし、ゲストハウスやドミトリーなど部屋を複数人でシェアする場合、貴重品の管理には気をつけてください。現金やクレジットカード、パソコンなどが盗まれないか不安な人は、個室のホテルのほうが無難です。
部屋でも仕事をするなら中級〜高級ホテル
ホテルの部屋でも仕事をしたい場合は、中級〜高級ホテルをチェックしてみてください。窓から景色を眺められたりジムやプールがついていたりすると、仕事をしつつ充実したホテルライフを送れます。
ちなみに、ベトナムの「シェラトン」や「インターコンチネンタル」などの高級ホテルは、日本と比べてお得な金額で宿泊できる場合がありますよ。例えば、「1ヶ月のうち1週間だけ5つ星ホテルに泊まって、残りは中級ホテル」なども検討してみてくださいね。
自炊をしたい場合は「Airbnb」や民泊を要チェック
自炊を検討している人は、「Airbnb」や民泊が適しています。キッチンや食器付きの物件が多く、調理が可能です。
自炊ができれば、食費を節約できて栄養バランスの管理もしやすくなりますね。ちなみに、ベトナムの水道水は飲めないので、お米を炊いたりスープを作ったりする予定の人はミネラルウォーターを買うようにしてください。
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ベトナムの水道水は飲める?水道水と飲料水の使い分けを解説!
ベトナムで充実したノマドライフを送ろう
ベトナムは物価が安くておしゃれなカフェも多く、ノマドをするのにおすすめです。魅力的な観光スポットも豊富なので、仕事をしながら充実した生活ができますよ!
ただ、衛生面や交通面などが原因で病気やケガをするリスクもある点は押さえておきましょう。海外旅行保険や日本の薬などを準備して、快適なベトナムノマドを実現させてくださいね。