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カルチャー

旅行気分を味わえるおすすめの本10選!【自宅にいながら旅に出よう】

旅行気分を味わえるおすすめの本10選!【自宅にいながら旅に出よう】

「旅行がしたいけれど、忙しくて時間がない」
「非日常感を手軽に楽しみたい」

そう感じている方は、本を読んでみてはいかがでしょうか?読書をすれば自宅にいながら旅行気分に浸れるうえ、新たな発見があったりリフレッシュ効果が期待できたりします。

そこで今回は、旅行気分を味わえるおすすめの本を10冊ご紹介。小説や旅行記、漫画など、さまざまなジャンルがありますよ。

気になる本を見つけて、旅行気分を楽しみましょう!

旅行気分を味わえる本のおすすめ10選

それでは早速、旅行気分を味わえる以下10冊の本をご紹介します。

  • 『深夜特急』著:沢木耕太郎
  • 『珍夜特急』著:クロサワ コウタロウ
  • 『かもめ食堂』著:群 ようこ
  • 『いつも旅のなか』著:角田 光代
  • 『ガンジス河でバタフライ』著:たかの てるこ
  • 『世界をひとりで歩いてみた』著:眞鍋かをり
  • 『日の名残り』著:カズオ・イシグロ
  • 『旅をする木』著:星野 道夫
  • 『ラオスにいったい何があるというんですか?』著:村上 春樹
  • 『つかれたときに読む海外旅日記』著:五箇野人

それぞれの本を詳しく見ていきましょう。

『深夜特急』著:沢木耕太郎

「深夜特急」は、バックパッカーとして海外を旅する気分を味わえる不朽の名作です。26歳の主人公が、バスだけを使ってユーラシア大陸の横断を目指します。

インターネットやスマートフォンが当たり前になった現代ではできないような旅のスタイルに触れられるでしょう。紀行小説を読むにあたって、まず手に取りたい1冊です。

インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行ってみたい―。ある日そう思い立った26歳の“私”は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは、「大小」というサイコロ博奕に魅せられ、あわや…。一年以上にわたるユーラシア放浪の旅が今、幕を開けた。いざ、遠路二万キロ彼方のロンドンへ!

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『珍夜特急』著:クロサワ コウタロウ

「深夜特急」のパロディのような作品で、筆者がバイクで世界一周したときの様子が描かれています。過酷な状況や現地の人との交流などがリアルに書かれており、一度読み始めたら没頭してしまうでしょう。

読んでいると、「旅に出たい」「何か新しいことにチャレンジしたい」という気持ちになります。刺激やインスピレーションが欲しいときに手に取ってみてください

インドのカルカッタからポルトガルのロカ岬まで、ユーラシア大陸を単独バイクで横断する――。19歳の”私”は、大学の学費を費やして行ったタイ旅行でどこからともなくそんな啓示を受ける。
すぐに卒業を諦め、3年間に及ぶ準備期間を経ていよいよインドに入国した”私”は、いきなり送ったバイクを受け取れないというハプニングに見舞われる。
こんな調子で、それまで日本ですらまともなツーリングもしたことのなかった”私”が、ポルトガルまで無事に走り続けることができるのだろうか――。期間約1年、5万キロにわたるトラブルまみれの旅が、いま始まる!

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『かもめ食堂』著:群 ようこ

映画にもなった、フィンランドを舞台にした作品です。本を読めば、まるでヘルシンキを訪れたような気分に浸れるでしょう。

200ページほどでそこまで長くないため、サッと読める一冊を探している方にもおすすめです。

ヘルシンキの街角にある「かもめ食堂」の店主は日本人女性のサチエ。いつもガラガラなその店に、訳あり気な二人の日本人女性がやってきて……。普通だけどおかしな人々が織り成す、幸福な物語。

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『いつも旅のなか』著:角田 光代

直木賞や川端康成文学賞などに輝いた角田光代さんの旅エッセイです。ロシアやキューバなどを訪れた体験が、臨場感たっぷりに描かれています

「スマホのない時代に海外を旅するって、どんな感じなのだろう?」と思う方は、ぜひ手に取ってみてください。

ロシアで国境の居丈高な巨人職人に怒鳴られながら激しい尿意に耐え、キューバでは命そのもののように人々にしみこんだ音楽とリズムに驚く。五感と思考をフル活動させ、世界中を歩き回る旅を、臨場感たっぷりに描く。

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『ガンジス河でバタフライ』著:たかの てるこ

7大陸・70か国を駆ける旅人のてるこさんがインドで奮闘する様子が描かれたエッセイです。この本は、「旅のバイブル」として幅広い読者に感動を与えています。

長澤まさみさん主演でドラマ化されているため、観たことがある方もいるのではないでしょうか?「一人旅に出る勇気が湧かない」「人生って何だろう?」と思う方は、ぜひ読んでみてください

20歳にして、長年夢見ていたひとり旅に出た、てるこ。極端な小心者だからこそ、五感をフルに稼動させて、現地の人とグッと仲良くなっていく。インドでは聖なる河ガンジスを夢中で泳ぎ、ぶつかってしまった人に謝ると、なんと流れてゆく死体だった。ハチャメチャな行動力と瑞々しい感性が大反響を呼んだ、爆笑紀行エッセイ第一弾。

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『世界をひとりで歩いてみた』著:眞鍋かをり

タレントの眞鍋かをりさんが海外1人旅を通して成長していく物語です。デジタルツールを活用して海外旅行を楽しむ様子が描かれています。

「海外1人旅をしたいけれど、なかなか踏み出せない……」と悩む方におすすめです。1人旅にチャレンジしたい女性の方も、ヒントを得られるかもしれません。

10代で芸能界にデビューし、電車の乗り方もろくに知らなかった著者が、海外ひとり旅に目覚め、自分で行動を起こす達成感、何にも縛られない自由を経験し、成長していく旅エッセイ。三十路(現在33歳)の女性の本音と、デジタルツールを駆使すれば「海外旅行はこんなにも簡単に楽しめる」という、初心者ならでは視点からの役立つ情報が満載!

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『日の名残り』著:カズオ・イシグロ

これまで紹介してきた本とは少しテイストの違う1冊。カズオ・イシグロさんによる、英国で最高の文学賞・ブッカー賞に輝いた作品です。

旅に出たとある執事が、古き良き時代を思い返す物語です。ゆっくり・じっくりと読める1冊を探している方は、手に取ってみてください。

短い旅に出た老執事が、美しい田園風景のなか古き佳き時代を回想する。長年仕えた卿への敬慕、執事の鑑だった亡父、女中頭への淡い想い、二つの大戦の間に邸内で催された重要な外交会議の数々……。遠い思い出は輝きながら胸のなかで生き続ける。失われゆく伝統的英国を描く英国最高の文学賞、ブッカー賞受賞作。

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『旅をする木』著:星野 道夫

アラスカで暮らす人たちの生活を描いたエッセイです。「まるで自分もアラスカを旅しているような気分になった」「文章が美しくて心に響く」など高評価のコメントが多く寄せられています。

この本を読めば、アラスカの広大な自然に触れられるでしょう。人生に悩んでいる人にもおすすめです。

あの頃、ぼくの頭の中は確かにアラスカのことでいっぱいでした。まるで熱病に浮かされたかのようにアラスカへ行くことしか考えていませんでした――。広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカ。1978年、26歳でアラスカに初めて降り立った時から、その美しくも厳しい自然と動物たちの生き様を写真に撮る日々が続いた。その中で出会ったアラスカ先住民族の人々や、開拓時代にやってきた白人たちの生と死が隣り合わせとなった生活。それらを静かでかつ味わい深い言葉で綴った。

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旅をする木 星野道夫
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『ラオスにいったい何があるというんですか?』著:村上 春樹

村上春樹さんによる紀行文集です。アメリカやアイスランド、ギリシャ、フィンランド、そしてラオスなどの旅が綴られています。

写真も収録されているので、楽しく読み進められるでしょう。読書を通して旅の魅力に浸りたい方にはもちろん、紀行文の書き方を学びたい方にもおすすめです。

そこには特別な光があり、特別な風が吹いている――ボストンの小径とボールパーク、アイスランドの雄大な自然、「ノルウェイの森」を書いたギリシャの島々、フィンランドの不思議なバー、ラオスの早朝の僧侶たち、ポートランドの美食やトスカナのワイン、そして熊本の町と人びと――旅の魅力を書き尽くす、村上春樹の紀行文集、待望の文庫化!カラー写真を多数収録。

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『つかれたときに読む海外旅日記』著:五箇野人

X(旧Twitter)で話題となった海外旅マンガを本にまとめた作品です。タイトルの通り、疲れたときに読むと元気をもらえるでしょう。

パラパラと読み進められるので、読書があまり得意ではない方にぴったりです。気軽に旅気分を味わえる本を探している方もチェックしてみてください。

Twitterで人気の海外旅マンガが単行本化。なんか疲れたな~って時に読んでクスッと笑ってもらいたい作品です。

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読書をするなら「Amazon Kindle」が便利

旅行気分を味わえる本を読むなら、「Amazon Kindle(アマゾンキンドル)」がおすすめです。端末に数百冊もの本を保存できるため、部屋がすっきりします。また、防水機能があるので「お風呂に入りながら、のんびりと本で旅行気分に浸る」ということもできますよ。

加えて、「Amazon kindle」があれば実際に旅行をするときにお気に入りの本を何冊でも持ち歩けます。ライトが搭載されているので、夜間のフライト時に読書灯をつけなくても本を読めて便利です。

本を読んで旅行気分に浸ろう

旅エッセイや旅行記などを読めば、自宅にいながら旅行気分を味わえます。「旅に出たいけれど、なかなか時間がない」「旅エッセイを読んで、人生のヒントを得たい」という方は、今回紹介した本をチェックしてみてください。

旅行気分に浸れる本を手に取って、旅に出かけましょう!

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