ベトナムは、歴史を感じられる街並みやおいしいローカルグルメ、おしゃれなカフェなどが多く、人気の海外旅行先の1つです。日本からはハノイ・ダナン・ホーチミンに直行便が出ていて、片道約6時間で着きます。
日本のパスポートを持っている人はビザなしで入国できますが、滞在可能期間は最大で45日。それ以上ベトナムにいる場合、ビザを申請、取得する必要があります。
そこで、この記事ではベトナムのEビザ(電子ビザ)を申請する方法をご紹介!画像を使いながら順を追って解説するので、ベトナムに長く滞在したい人はぜひチェックしてください。
Contents
ベトナムのEビザとは?
ベトナムのEビザは、ビザなし滞在期間を超えてベトナムに滞在する際に必要となるものです。Eビザがあると、ベトナムに最長で90日間滞在できます。
日本のパスポート保持者のビザなし滞在可能期間は、45日です。つまり、46日間〜90日間ベトナムに滞在する場合に、Eビザが必要になります。
- 滞在日数が45日以下:ビザは不要
- 滞在日数が46日〜90日:Eビザが必要
ベトナムのEビザ(E-visa)申請に必要なものリスト
まずは、ベトナムのEビザを申請するにあたって必要なものをお伝えします。
Eビザ申請に必要なものリスト
- 有効期限が6ヶ月以上あるパスポート
- パスポートの「顔写真ページ」の写真
- 自身の顔写真
- クレジットカード(VISA/MASTERCARD/JCB/AMEX)
- 25ドル(USD)
- メールアドレス
- ベトナムでの滞在先住所
- 入国と出国の予定日
- 入国と出国で利用する空港や港、国境検問所
上記の9つが、ベトナムのEビザ申請にあたり必要なものです。写真は申請画面で添付するため、jpegの画像を用意しておきましょう。
ベトナムのEビザ申請方法
それでは、ベトナムのEビザを申請する方法を、画像を使いながら解説していきます。
まずは、Eビザの申請ページにいきましょう。申請用のページは、こちらから開けます。
上記の「FOR FOREIGNERS」をクリックします。すると、以下のような画面になります。
説明を読んだら、ボックスにチェックを入れて「Next」を押してください。すると、個人情報などを入力する画面に進みます。
まずは、「自身の顔写真」と「パスポートの顔写真ページ」の画像をアップロードします。
なお、画像ファイルのサイズが大きいとアップロードができません。サイズが大きい場合は、圧縮アプリなどを利用するのがおすすめです。
画像圧縮:まとめて画像圧縮して空き容量削減!写真圧縮もOK
DKit inc.無料posted withアプリーチ
写真2枚のアップロードが完了したら、次は個人情報などを入力していきます。
入力する内容の詳細は、以下を参照してください。なお、赤い星マークがついた入力必須項目のみをリストアップしています。
- Full name:氏名(名前 名字の順)
- Sex:性別
- Date of birth:生年月日(日/月/年の順に入力)
- Current nationality:「Japan」を選択
- Religion:宗教(仏教なら「Buddhism」)
- Email:メールアドレス
- Re-enter email:メールアドレスを再入力
- Passport number:パスポート番号
- Type:「Ordinary passport」を選択
- Expiry date:パスポートの有効期限(日/月/年の順に入力)
- Intended date of entry:ベトナム入国予定日(日/月/年の順に入力)
- Intended length of stay in Viet Nam:ベトナム滞在予定日数
- Purpose of entry:入国目的(観光なら「tourism」を選択)
- Intended temporary residential address in Viet Nam:ベトナムでの滞在先住所(ホテルなどでOK)
- City/Province:滞在する都市
- Grant Evisa valid from:ビザの有効期間の初日(日/月/年の順に入国日を入力)
- To:ビザ有効期間の最終日(日/月/年の順に出国日を入力)
- Allowed to entry through checkpoint:入国する際の空港や港、国境検問所
- Exit through checkpoint:出国する際の空港や港、国境検問所
全ての入力が完了したら、ボックスにチェックを入れてください。その後、「Captcha」の数字を入力して「Review application form」をクリックしましょう。
すると、上記のような画面になります。「Registration code」は申請完了メールにも記載されていますが、念のためメモしておくことをおすすめします。
※「Registration code」は、Eビザの申請状況を確認する際に必要です。
さて、Eビザの申請手続きはこれで完了です。続いて、支払いに移ります。
Eビザの料金は、25ドル(USD)です。(2023年3月現在)
ATMカード、もしくはクレジットカードで支払えます。
支払い手続きが完了すると、上記のような画面になります。あとは、Eビザが発行されるのを待ちましょう!
長くても7営業日ほど経つと、Eビザ発行完了のメールが届きます。
「E-visa search menu」をクリックして、ビザを確認しましょう!
上記の項目を埋めて「Search」を押せば、以下のような画面になります。
Eビザは入国の際に提示を求められるので、印刷しておいてくださいね。
Eビザ申請で注意したいこと
ここからは、Eビザ申請において注意したい点をご紹介します。
申請は早めに行おう
Eビザの申請は、なるべく早めに行うようにしてください。申請してから発行されるまでに長いと1週間ほどかかる場合があり、ギリギリに申請すると間に合わない恐れがあります。
また、ビザ申請時に直近の日にちは選択ができません。例えば、4月1日に申請手続きをしようとすると、4月4日頃までは選択が不可能です。(これは、ビザ申請中に入国日が来るのを避けるためだと思われます)
ビザの申請は、遅くとも入国日の1週間前には行うようにしてくださいね。
Eビザの延長は不可
Eビザで滞在できるのは最長90日までで、それ以上の延長は原則できません。もしビザの有効期限が切れてからもベトナムに滞在する場合、一度出国してから再び入国する必要があります。
そのため、ベトナムに長期で滞在する場合、例えば以下のような流れになります。
ベトナム(90日間)→タイ・バンコク(1週間)→ベトナム(90日間)→マレーシア・クアラルンプール(5日間)→ベトナム(90日間)……
なお、以前入国管理局に問い合わせたところ、Eビザでベトナム滞在中に次のEビザ申請は可能とのことです。もし出国期間をできるだけ短くしたい場合は、出国前にEビザの申請をしておきましょう。
有効期間中に出国したらEビザは失効
ベトナムのEビザはシングルエントリーなので、一度出国したらたとえ有効期間中でもビザは失効します。次に入国する際はビザなし滞在(最長45日間)となり、もし再度90日間の滞在をする場合はEビザを新しく取得する必要があるので注意してください。
ただし、Eビザを申請する際にマルチプルビザ(料金は50ドル)を選ぶと、Eビザの有効期間内であれば何度でも出入国が可能です。90日間のベトナム滞在中に出入国をする予定のある方は、マルチプルビザを取得を検討してみてください。
Eビザを取得してベトナムを満喫しよう
90日間ベトナムに滞在できれば、ベトナムの魅力を存分に堪能可能です。ハノイやダナン、ホーチミンのようなメジャー都市はもちろん、棚田が広がるサパ、高原都市ダラット、最後の楽園と称されるフーコック島……など、さまざまなエリアを旅行できます。
ぜひEビザをゲットして、ベトナムを満喫してくださいね。