
ベトナムで、タバコの規制を強化する動きが強まっている。バーやカラオケ、ホテルなどを完全禁煙にする案が検討されているらしい。
ベトナムが推し進める、禁煙政策
ベトナムの「タバコによる被害防止及び管理に関する法律」は、現在改正が検討されている。それに伴い、バーやカラオケ、ホテル、ダンスクラブ、空港の旅客ターミナルなどを全面禁煙とする案が出ているという。
現在は喫煙所の設置が認められているが、それを全面禁煙にするとのこと。ただし、一斉に禁止となるわけではなく、段階的な移行が想定されているらしい。
全面禁煙の目的は、受動喫煙対策
今回提案された全面禁煙への移行は、受動喫煙による被害防止を目的としているとのこと。非喫煙者の副流煙などによる健康被害を防ぐため、屋内を全面禁煙にしようとしているという。
なお、今回の改正法は、2027年7月1日に施行される予定だそう。全面禁煙移行までの具体的なスケジュールについては、法案が成立してから定められるらしい。
タバコの販売についても規制強化へ
今回の改正案には、タバコの販売方法に関する規制も盛り込まれているらしい。紙巻きタバコについては、店頭での商品陳列を原則禁止とする案が出されているそう。
現行のルールでは、店舗で陳列できるタバコはブランドごとに1箱、1カートン、または1ケースまでとされている。しかし、調査対象となった店舗の82.5%がルール違反をしていたという。
加えて、未成年者のタバコ購入を防ぐため、販売場所についても規制を設ける方針とのこと。学校や医療施設から100メートル以内の範囲でのタバコ販売を禁止し、「18歳未満にはタバコを販売しない」という表示を義務付けるらしい。
なお、全面禁煙や販売規制は現段階では「案」であり、決定されたわけではない。ベトナムにおけるタバコ規制の動きは今後どうなっていくのか、引き続き注目される──。
Reference: Vietnam weighs full indoor smoking bans at bars, karaoke parlors and hotels